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水道、開通 [東北地方太平洋沖地震]

出ました。水。

ありがとうございます。
放射性物質の漂う中、
24時間体制で交代で作業してくださったそうですね。
早くても今月中かなぁと思っていたので、
予想以上に早い開通に驚いています。

これで、ずっとできなかった洗濯ができます。
そろそろ着替えが怪しくなってきていたので、本当に助かります。

今日、うちの周辺にある数少ない銭湯も再開してました。
あそこも水が通ったんだなぁ。
外を通ったら、行列ができてました。
人数制限、入れ替え制だったみたいです。
そりゃ、みんな、待ってましたよね。
出てくるときは、きっと幸せな気分になってるんだろうな。

職場は昨日から。
まだ水道が通ってない地域も多いので、
昼には有志による炊き出しが行われました。
自分はパンを持参してたんですが、
おこぼれのおにぎりをいただきました。
すし●郎か何かでできた酢飯のおにぎり、おいしかった♪

ガソリンも昨日、今日でずいぶん行き渡ったのか、
退勤の頃には普段の7割くらいの交通量でした。
クロネコヤマトの営業所も灯りがついてました。
自分はまだ給油してません。
明日は行ってみようかな。
給油なら、勤務時間中でも特別に外出させてもらえるみたいだから。

こんなふうに、いわきは活気を取り戻しつつあります。
でも、まだ原発の問題は終わりが見えません。
出勤してきた同僚も、子どもがいる人はほぼ100%、
その子どもたちを避難先に預けたまま帰ってきています。

放射能汚染の問題は、県内の農業、漁業に大きな打撃を与えています。

津波被害を受けた沿岸部では、避難指示区域はもちろん、それ以外の場所でも、
復旧作業、行方不明者の捜索活動が手つかずのままです。
ご遺体も残されたままです。
戊辰戦争の時、
会津の町では、戦死した会津藩士の遺体を運び、弔い、葬ることを許されず、
町中で雨ざらしにされていた、という話を思い出してしまいます。
福島県は、またそんな思いをしなければならないのでしょうか。
・・ひたすらに、無念です。

自分の状況が少し落ち着いた今、
まだまだ緊張状態を強いられている人たちにも、
そんな日が来てくれることを祈ります。
みんなで、福島県の復興へ向けて歩き出せますように。


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戻ってきましたよ♪ [東北地方太平洋沖地震]

いわきの人。

もちろん、ずっといた人が大部分なんだろうけど。
じっと息を潜めてたんだろうな。

昨日、今日とガソリンスタンドが開くようになって、
とたんに水を得た魚、ガソリンを得た車が走るようになりました。

昨日は、平のヨーカドーに行ってきました。
閉店が4時と聞いていたので、3時過ぎに行ったのですが、
入店制限はなし。
入ったところが生活用品、主に衛生関係。
いつもなら納豆とかが並んでる棚に、赤ちゃんのおしりふきが並んでました。(笑)
粉ミルクの缶とか。

野菜、果物もいっぱい。
耐乏生活の癖で、バナナをかごへ。
角を曲がって、あら、びっくり。
けっこうあるじゃないですか、いろいろと。
モノもあります。人もたくさんいました。
それだけで、うるっとくるほどうれしくなりました。

大丈夫。いわきは大丈夫。

普段なら、ちょっとチープ感漂う(失礼)おにぎり弁当に手が出ました。
メロンパンとコッペサンドもゲット。
3日前を思えば、なんて豪華。

水も売ってました。お茶も売ってました。
ホントによかった。

雨で放射能測定値がちょっと上がって、少し気にしながらの外出だったけど、
帰りはかなりテンション上がりました。

ちなみに、今日、ヨーカドーの前を通ったら、
春日部ナンバーの貸し切りバスが止まってました。
ヨーカドー災害支援部隊様、って表示がありました。
こういう支援があって、この災害の中でも、あれだけ活気のある店内が成り立ってるんですね。

帰宅して、買ってきたお弁当を食べました。
何日ぶりの米だろう。
実を言えば、いちばん少なかった日は、
リンゴ1個と魚肉ソーセージ1本、少しのお菓子で過ごしました。
いつまで続くかわからない中で、残りの食料をどう消費していくか。
21世紀の日本で、こんな経験をするとは思いませんでした。
あの数日間、お天気がよくてよかった・・・。

夕方、地区の集会所で配給がある(これまた、いつの時代ですかって)と、
広報車が走っていきました。
自分のように食料調達手段がある人間は行っちゃいけないかな、とも思いましたが、
せっかくの全国の皆さんからのご支援ですので、
ここは一度だけありがたくお受けさせていただこうと思い直し、行ってきました。
サ●ウのごはん1パックと500mlの水ペットボトルでした。

配給品

水は北海道のもの。
ほかの地区では神奈川の水ってのがあったそうです。

今日は、ローソンが開いてました。
行列でしたが。
セブンイレブンの前には、セブンイレブンの営業の車が数台停まってました。
お店の2階が事務所になってるんだったと思います。
そろそろ開ける準備でしょうか。
待ってますよ。

いわきは活気を取り戻しつつあります。
うちの職場も水道が復旧したので、明日から来られる人は来て下さいと連絡がありました。
12日間でかなりみすぼらしくなってますが、
大多数はそうだろうと期待して、気にせず行くことにします。

原発も電源がつながったそうなので、
どうか、このまま収束に向かいますように。
すべて元通りというのは難しいかもしれないけれど、日常を取り戻させてください。


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好転の兆し [東北地方太平洋沖地震]

市のHPで、明日から市内のGSでガソリンが販売されるようになったと発表がありました。

市長コメント【燃料関係】(平成23年3月19日18時30分発表)

広いいわき市での20数カ所ですが、吉報です。
精製所も動きだし、来週には全体的に供給量が増えるようですから、
トンネルの出口が見えてきたように思います。

っつか、こんな内容の市長からのお知らせがHP上にUPされるなんてこと、
ありえませんよね?

どんだけモノないんだ、いつの時代だ、って感じです。

欲しい人みんなに行き渡るには数日かかるでしょうけど、
これで、少しは街にも活気が戻るかなぁ。

お店もずいぶん開くようになりました。
自分は行かなかったけど、商品もそこそこあるようです。
あとはコンビニが開いてくれると安心なんだけど、
電気不足の折、無駄遣いですかねぇ?

こんなことを言ってられるのも、地震の被害があんまりないからで、
沿岸部は相当な状態だし、
駅前のほうは地盤が動いたのか、土台と歩道に段差が出てるとこがあったし、
風評被害については、これからのほうが怖そうだし、
燃料不足の問題と原発の問題が落ち着いても、
解決しなくちゃいけないことは多いのではないかと思います。

今、この瞬間も、原発周辺では命がけで働いてくださっている人たちがいます。
その人たちの努力が無駄にならないように、
空から見下ろしている満月がお守りくださいますように。


今日も、いわきにいます [東北地方太平洋沖地震]

動けませんから。(笑)

ガソリンは、普通なら中通りに行けるくらいはあるんですが、
そこで補給できる状況ではないんで、ちょっとでも渋滞にはまったらと思うと動けません。

実家も、原発からの距離はそんなに変わらないし、
向こうも避難者が大勢入ってきてて、食糧難は同じようなもんらしいし。

ガソリン供給の見込みがつきそうな感じなんで、
今のところは、動かずにいようと思います。

今日は、海から支援物資が届いたようです。
タンクローリーも何カ所かに来ていたようです。
まずは弱い立場の人たちやみんなのために働いている人たちに無事に届きますように。
自分は、まだ何日かは保ちそうです。
明日は近くのお店に買い出しに行こうと思います。
リンゴ買えるかなー、って、ホントにいつの時代だよ、な気分ですね。

twitter見てると、まだまだたくさん人が残っています。
夏には、今、がらーんとしてしまった駅前通りで、
アツイアツイ「いわきおどり」が開かれることを夢見ながら、
そこに至る日常が戻ってくるまで、がんばっぺ、いわき!

がんばっぺ、いわき [東北地方太平洋沖地震]

少しずつですが、動き始めているようです。

県知事も市長、町長さんたちも訴えてくれました。
枝野さんが記者会見で風評被害について触れてくれました。

twitterでも、いわきや南相馬に向かうタンクローリーを見たという情報を見ました。

今日、買い出しに出たときに、
近くの避難所に自衛隊さんが山積みの段ボール箱を搬入しているのを見ました。
物資が届いたようです。

我々のような自宅避難者は、店舗の物流が戻るのを待つしかありませんが、
全く滞っていたものが動き出したというだけでも、
次につながる光が見えてきたように思います。

市内の高校にある避難所では、
双葉町の病院から避難してきたお年寄りが12人亡くなりました。
もともと医療と切り離しては生命の維持が難しかった方たちだと思います。
そういう人たちにとって、「避難」とは何だったのか。

これ以上、こんなことが起きてほしくありません。
がんばって奔走してくれている人たちもたくさんいることと思います。
ありがとうございます。
少しずつでもいいので、私たちに希望の光をください。


昨日まで、見捨てられた気分になってたときに思い出してたマンガです。
    ↓

花と奥たん 1 (ビッグコミックススペシャル)

花と奥たん 1 (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 高橋 しん
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/04/30
  • メディア: コミック

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