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レッドスターは輝き続ける [tigers]

赤星憲広選手が現役引退を発表。
まだ33歳です。
一度だけ、グラウンドの外で間近に拝見したことがありますが、
とてもプロ野球選手には見えないほど本当に小柄で、
それゆえに身体を酷使してきたのだろうと思います。

2003年の日本シリーズ第1戦。
21年ぶりだった1985年から、また18年ぶり。
このペースでいったら、次の優勝の時は私はおばあちゃんになっていて、
もう生観戦なんかできないかもしれない、との思いからチケットをとり、
東北のイナカ町を朝の6時に出発して福岡に向かいました。

結果はホークスのサヨナラ勝ち。
サヨナラ安打にダイブしたのが赤星くんでした。
ほとんどポール際の3塁側から見ていましたが、
人工芝の滑りの悪さで彼の身体が思い切りエビぞり状態になっていて、
思わず悲鳴を上げたのを思い出します。

年に数回の球場での観戦。
楽しみのひとつが赤星くんの盗塁でした。
「走れ、走れ、赤星」の声に当然のように応えてくれる走りが大好きでした。
彼の年齢から言えば、まだ何年もそういうシーンが続くと思っていました。
こんなに突然に、選手・赤星との別れが来るなんて。
本当に残念です。

普通に生活できるのも奇跡的なほどのケガだったそうですね。
これからもまだまだ気は抜けないのではないかと思います。
野球を愛する彼が、何らかの形で野球に関わっていけるよう、
身体を大事にして、どこかでまたその姿に接することができることを祈ります。

1985年 [tigers]

また「あの日を振り返る」ネタですが。
24年前の今日は、阪神タイガースが西武との日本シリーズに勝って日本一になった日です。

気がついたときには阪神ファンだった私ですが、
前の優勝は、私が生まれる前の話で、
神宮での10月16日、10回(延長引き分けでした)ツーアウトのときでさえ、
「いや、まだ信じちゃいけない」と思ってました。
ゲームセットになっても、現実味がなくて、
「阪神が優勝するなんてことがあり得るのか?」としばらくは喜ぶこともできませんでした。
実感したのは、翌朝、スポーツ新聞の一面に並んだ文字を見たときでした。

そして、日本シリーズ。
相手は当時、最強といわれていた西武ライオンズ。

正直、まーったく勝てる気しませんでした。すいません。
いや、もちろん、勝てたらいいな、とは思ってました。
せめて2つくらいは勝ってくれよ、くらいの気持ちでしたね。

そして再び「阪神が日本一になるなんてことがあり得るのか?」と思う瞬間が来たわけです。

あの年の優勝は、いまひとつ気持ちが盛り上がらなかったなーと、
今にしてみれば思います。
・・・いや、あの年だけか?

暗黒時代を経て、何年も5位、6位だったチームの優勝を夢見ちゃいけないと、
自分の気持ちを戒め続けた2003年や
21年ぶりとか18年ぶりとかで優勝してるチームが2年で優勝なんてあるのか?と
これもまた信じ切れなかった2005年。
あー、結局、あんまり変わってませんね、自分。
優勝慣れしてないってのは、
こういうときにどう振る舞っていいのかわからないんですかねー。

いずれにせよ、あの日も寒い日でした。

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終戦 [tigers]

今シーズンが終わりました。4位。

CS進出はなりませんでした。
ファンとしては言ってはいけないことかもしれませんが、
内心、ホッとしたというのが正直な気持ちです。
今季の戦いぶりを見ていると、2つ勝てるとは思えないのです。
それでなくても、ここ数年のタイガースの短期決戦での勝率の悪さは半端じゃないですから。
変に期待を持ってCSに行って、
やっぱりダメだった・・・という思いをしたくない、っていうのかなぁ。

借金抱えてるチームがCSに行くことにも居心地の悪さがあるのも確かです。
でも、そういう状態で万が一、勝ち抜いて、
おまけに日本シリーズを勝っちゃったりするっていうのも、
勝負事としてはおもしろいじゃないですか。
ただ、その「勝っちゃうかもしれないチーム」としては、
今のタイガースはイメージできないんですよね。

勝率5割に満たないチームがCSに行くことになりそうですが、
今季はリーグ優勝のチームが一人勝ちの状況。
それで、残りのチームで星のつぶし合いをしたら、
こうなっちゃうのは当然の結果でしょう。

興行的には10月まで3万もの観客が入る状態を続けられるんだから、
いいんじゃないんですか。
結局はプロ野球なんだし。

「借金のあるチーム」や「10ゲーム以上も離されたチーム」に
「一人勝ちのチーム」が負けたりするわけありませんよね?

東北人としては、
ぜひ、Kスタでの日本シリーズを見てみたいものです。
11月の仙台は寒いですけどね。


後半戦スタート [tigers]

阪神、勝ちました。今季6回目のサヨナラ勝ちです。

前半戦の感じだと、このまま追いつけないで終わるのかなーと思ってましたが、
セキががんばってくれました。
10回の球児の投球は圧巻でした。
やっぱり矢野さんだと投げやすいのかな?

実は、前半最終戦、甲子園まで見に行ってきたんです。
2年ぶりの甲子園。
リニュして初観戦でしたが、ホントにきれいになってました。
何よりも「ツタのない甲子園」には、かなりの違和感でしたが。
試合自体はアレだったんで(汗)、あんまり語るところがなくて。
11安打完封負けってのはねぇ。
試合後におみやげを買った売店のおじさんに東北から来たと言ったら、
「それなのにこんな試合じゃねぇ・・」と慰められてしまいました。

できれば勝ちゲームを見たいというのは本音ですが、
年に一度しか見られないホームゲーム、
(甲子園観戦はほぼ1年おき、あとは京セラドームです)
タテジマを見られるだけでも幸せですから、ホント。
30年以上阪神ファンやってて、タテジマ観戦歴、まだ10試合くらいですもん。
今年は神宮の試合もスケジュールがあいそうにないので、
もしかしたら、もう生観戦はないかもしれませんねぇ・・・。


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阪神Vで道頓堀川へ、サンダース人形24年ぶり「救出」 [tigers]

http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=mai&aid=20090310-570-OYT1T01045


おおぉ~~~~!って感じです。
いや、ホント、感慨深いですよ。ずっと気にかかってましたから。
ワタシが落としたワケじゃないですが。

21年ぶりの優勝の後の18年。
「カーネル・サンダースの呪い」なる言葉を産むほどの低迷期でした。
(ワタシ的には、ホワイトタイガーみたいな白基調のユニフォームが士気を落としてたんじゃないかと思うんですがね)

それにしても、24年も水・泥に浸かってたのに、
塗装が剥げた以外は元の形がちっとも失われてなくて、
さすが、風雨や日光にさらされ続けるのを前提に作られてるモノなんだなーと感心しました。

引き上げられたサンダースさんの笑顔が
「呪うわけないやん[わーい(嬉しい顔)]」と言ってくれてるようで、
ホンマ、甲子園に連れてって、これからも見守ってもらえたらと思います。


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